読書

SEの転職力

SEの転職力とは、転職する際のテクニックではなく、 転職で自分のキャリアを形成していく力だと言う。 本書ではまず、メーカー系、ユーザー系、独立系のSIer各種の それぞれの良いところ、悪いところが分析されている。 ・メーカー系 親会社が安定して仕事を…

アプローチがピタッと寄る本

アプローチこそゴルフにおいてもっともストロークを節約するもの。 しかし、それはドライバーやアイアンなどとは比較にならないほど簡単。 そんなことはよく聞く言葉だが、実際にどうすれば上手くなるのか まずは理論から知りたいと思い、手に取った一冊。 …

できるポケット+ Evernote 活用編

EVERNOTEが登場する以前から「紙Copi」というソフトウェアを使用して webページのスクラップやちょっとしたメモを溜めていた私にとって、 カメラ等のスマホ各機能との連動や、充実した検索機能によって EVERNOTEはすぐ手放せないものとなった。EVERNOTEの使…

「できる人」の話し方

職場で私が指示を仰ぐ立場の人がいつも不機嫌風にしている人で、 私や私と同じ立場の同僚が戦々恐々としている。 その人はまさに「忙殺」という言葉が似合う人で話しかけるにも、 毎度タイミングを伺わなければならないほど。 同じことを言わせまいと気を使…

グズをなおせば人生はうまくいく

この本の著者は斉藤茂吉の長男であり、『白きたおやかな峰』『マンボウシリーズ』で有名な 作家の北杜夫の実兄だそう。 【最近の私】 失敗 ・提出した資料に根本的な不備があった ・答えられるべき根本的な仕様の問いに答えられない ・言われたことを聞き逃…

八甲田山〜死の彷徨〜

有名な八甲田山の遭難事件について、人から「太平洋戦争中の事件だよね」と 言われたとき、チガウ、そんなに最近の事件ではないと思ったが、 はっきりとは分からなかったのでこの件についてよく知ってみたいと思って、 新田次郎でまだ読んでいなかったこの本…

敬語入門

最近は全然知らない人にメールでお願いをする機会が増えた。 この資料を期日までに作成してください。 ⇒ご多用のところ期限短く大変恐れ入りますが、こちらの資料の 作成を期日までにお願いできますでしょうか?と逐一言い換えなければならず非常に面倒臭い…

20代で人生の年収の9割決まる

20代で人生の年収は9割決まる作者: 土井英司出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2010/12/18メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 732回この商品を含むブログ (33件) を見る 20代でどんだけ下積みできるかで一生の稼ぎが決まるのは社会人…

「ダメマンション」を買ってはいけない

三井不動産の関係者が不動産屋の思惑を明かして、 不動産屋にとって「良いカモ」になっちゃダメですよってなことが中心なのですが、 直接的には言ってないにしろ、その点ウチはこんな悪どくないので安心ですよって いうことをアピールしている側面もあるのか…

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業

夏野さんと言えばi-modeの産みの親、一瞬だけ板倉さんのハイパーネットに在籍し 危険を察知して倒産前に脱出した人でもある。 その夏野さんの過激なタイトルの本だ。読んでみてやっぱりというか、 タイトルは釣りだった。内容はweb進化論に代表されるような…

英語耳

今年に入ってから、最低の最低でも、英検2級くらいの英語力は 欲しいと思うようになり、英検2級の取得を目指して勉強している。 先日試験があり、日頃勉強の成果か筆記はそこそこいけたのだが、 リスニングがボロボロであった。単語すら拾えない状態。 例え…

伊坂コンプリート

昨年末、先輩から「アヒルと鴨のコインロッカー」を薦められてから、 伊坂幸太郎という売れっ子ミステリー作家の本を続けて読んできたが、 ついに本日、最新まで16冊をコンプリートすることができた。 伊坂さんの作品にはそれぞれの作品間に少しづつ関連が…

神々の山嶺

フィクションの山岳小説だが、作中に登場するのは実在の登山家だという。 先鋭的な冬山登山をやっていればいつかは死ぬ。 自明の事実だ。だったらなぜ登るか、常人には大凡理解できないであろう。 登山家の山に掛ける情熱とはどういうものなのか、これを読め…

ヤバい社会学

ヤバい経済学の正式続編ではなく、タイトルが肖っているだけ。 ヤバい経済学のギャング社会の話をクローズアップした本である。 普通の大学生(インド系)がギャングのリーダーと仲良くなって、 ギャング社会のことを教えてもらいながら一緒につるむ話で、 …

「続ける」技術

図書館で借りた本ですが、買って手元において置きたいと思わせる本でした。 以下は、私が社内の自己啓発系のメルマガに投稿した内容。 「継続は力なり」 なんとも使い古された格言ですね。しかし、社会人になり、歳を重ねていく毎に 「全くそのとおりだが、…

仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか

タイトルで「何じゃこりゃ?」と思って手に取った一冊。 読了してみて、自分がタイトルをつけるなら・・ 『筋トレが成功する人は仕事も成功する』かな。 ただし、ボディービルダーは筋肉暴走しているので除く。 内容はトレーニングを成功させるための心構え…

ヤバい経済学

ヤバいというニュアンスがよく分からなかったが、 こういう物事を違った観点から分析して新しい説を発見するという スタイルの文章はミステリー小説を読んでいるようでおもしろい。 以下、書いてあったことで印象に残ったこと。 ・アメリカでは中絶法が導入…

レバレッジ・シンキング

本田さんのレバレッジシリーズは2冊目。 基本的には本田さんのレバレッジの考え方は、 全ての作業で頭を使って工夫を凝らし、 労働を最小に、効果を最大することを追求したものである。 この考え方にはすごく共感する。 頭を使ってすべての選択、行動に意味…

日本でいちばん大切にしたい会社

顧客に、地域に、そして社員に、愛される会社とはどういうものか? それを紹介してくれている本である。 経済活動という割り切った世界で、サラリーマンや経営者の多くが 忘れているもの。それは他人や社会のために働くということ。 それが会社単位で出来て…

奇跡のリンゴ

主人公と苗字が同じなので妙な共感を覚えた。 読み終えて今、とにかくこのリンゴを食べたい。 シーズンになると以下のサイトで一瞬だけ注文を受けつけるらしいが、しかも抽選だ。 http://sun-act.shop-pro.jp/ 著者が感動のあまりドラマチックに見せる表現が…

キャッチャー・イン・ザ・ライ

ジョン・レノンを暗殺した犯人が携帯していたとされる、超有名作品。 最初から最後まで主人公の一人語りが続くところが当時(50’s)は斬新だったかな。 ものすごい汚い言葉遣いの嵐で、図書館においてもらえなかったらしい。 現在では逆にヘルマン・ヘッ…

マネーロンダリング入門

世界一短いマネロンの歴史という章が非常に興味深かった。 ブラッドダイアモンドによるアルカイダの資金調達の実際とか、 バチカンの腐敗とか、一応銀行で働いている私ではあるが、 考えも及ばない世界が広がっていることに驚いた。

記録と分析でセルフコントロール

10年近く続けている自分のだらしない習慣を改めようと思って、 最近こういった新書をよく手に取る。手に取った時点では大して 期待してなかったが読んでみると中々納得させられる内容だった。 この二冊で語られてる目的を達成するプロセスに共通している手…

どちらかが彼女を殺した

現在大ヒットしているミステリー作家、東野圭吾の作品。 この作品の面白いところは普通に読了しても真犯人が分からないことだ。 主人公には「真犯人は分かったと」の描写があるが、 読者は主人公が推理に使ったヒントを元に自分で物語を読み返して分析し、 …

アルファギークに逢ってきた

インタビュアーの小飼さんは元ライブドアのCTOで、 日本におけるPerlの第一人者。目次はこんな感じ。 #0 Perl開発者 Larry Wall #1 (株)はてなCTO 伊藤直也 #2 Ruby on Rails 開発者 David Heinemeier Hansson #3 (株)ライブドア 池邉 智洋/谷口 公一/ma.la …

JavaからRubyへ

Rubyを褒め称え、やらない理由をなくすよう追い込んできて、 Rubyを現場に持ち込んで上司、顧客を説得してRubyの世界を 展開する作戦まで詳細に教えてくれる一冊。 布教作戦を本のテーマにしているのは初めて見たので驚いた。 Javaがだめな理由が興味深かっ…

冒険家 75歳エベレスト挑戦記

昨年75歳でエヴェレストを征した日本人がいたことは記憶に新しい。 富士山や、エヴェレストからスキーで直滑降で有名な三浦雄一郎氏だ。 前に読んだ貫田氏の著作「二人のチョモランマ」のテーマは、 『普通のおじさんが世界最高峰へ』というものだったが、…

二人のチョモランマ

二人のチョモランマ―中年サラリーマン登山隊8848メートルに挑む 登山家の最たる目標としてチョモランマ登頂がある。 しかし2009年現在チョモランマを征した日本人は130名余りだ。 登山家人口に対していかに狭き門なのかが窺い知れる。 体力、技術面は当然と…

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

以前流行っていた有名な本。 日常の疑問と会計学の基礎を関連付けて説明していく内容で、 かなり簡単に書いてあって読み易い。 しかし、簡単すぎて取り立てて学ぶことも無かったかなと思った。 「割り勘幹事をするとキャッシュフローが良くなる」というのは…

効率が10倍アップする新・知的生産術-自分をグーグル化する方法

読んだ本メモ。中古で買った。10倍勉強法の本を読んだときは新鮮に感じたけど、 もう勝間さんの本は読まなくていいかなと思ってしまった。 自慢ばかりの文章に食傷気味。