仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか


タイトルで「何じゃこりゃ?」と思って手に取った一冊。
読了してみて、自分がタイトルをつけるなら・・
『筋トレが成功する人は仕事も成功する』かな。
ただし、ボディービルダーは筋肉暴走しているので除く。


内容はトレーニングを成功させるための心構えみたいなものに
話のウェートが置かれている。
これはビジネスにおいても有効な代物である。

レーニングを成功させる手順
1.トレーニングの目的を明確にする
2.有効で現実的な目標を、期限と数値で設定する
3.目標達成のためになすべきことを具体的な行動に落とし込む
4.行動を継続するための仕組みを作る
5.実行する


特に継続するための仕組みを作るが難しい。
筋トレは地味で辛い以外のなにものでもないので、家の近くで通いやすい
ジムにするとか、ジム友を誘うとか、マラソン大会に出るため等の
小さい目標を持つなど続ける仕組みを作っていく。

★具体的なトレーニング指南
・食事、筋トレ、有酸素運動(単独でやっても効果は薄い)
 この3つの組み合わせでやるのが一番効果的。
・大胸筋は効果が出やすいから最初の取っ掛かりによい
 ⇒せっかく筋肉ついたんだから食事も気を使ってみようかな、となる
・筋トレは寝る直前がいい、筋トレ前には必ず炭水化物を
有酸素運動前後は食べない 筋破壊を防ぐためにアミノ酸だけはとる
・一回に食べる量を減らすとインシュリンの分泌量が減る⇒ドカ食い禁止
 (インシュリンは体に脂肪を蓄えようとする物質)
・家でダンベルを使うよりはジムにいってちゃんとしたトレーナーについて
 もらったほうが長く続くし、間違った方法でやったりもしない

レーニングが成功しない人
・目標が曖昧
・目標が立てられない
・計画性が低い
・スケジュールに無理がある
・情報に惑わされやすい

レーニングが成功する人
・目標が明確である
・忍耐力がある
・計画性が高く実行力がある
・情報の選択力が高い
・コミュニケーション能力が高い
・仕組み化がうまい


この前呼んだレバレッジ・シンキングにも書いてあったけど、
やっぱりトレーニングも『仕組み化』でセルフコントロールすることが
成功の鍵なんだなぁと思った。
歳を重ねるごとに「継続は力なり」がいかに本当のことを言っているか
身をもって実感している。