敬語入門
最近は全然知らない人にメールでお願いをする機会が増えた。
この資料を期日までに作成してください。
⇒ご多用のところ期限短く大変恐れ入りますが、こちらの資料の
作成を期日までにお願いできますでしょうか?
と逐一言い換えなければならず非常に面倒臭い。
しかし、スッと出てこないと電話応対がきちんとできなかったり、
メール作成程度に時間を費やすことになる。
そこでスッと出すために勉強しようと思って図書館で借りてきた。
入門書なのでさすがにほとんど身についている言葉ばかりだったが
身につけられていないものだけピックアップして以下にメモる。
【普段の言葉遣い】
(お詫びを言われて)もういいですから
⇒大丈夫ですから、お気になさらないで下さい
おっしゃられるは、おっしゃる+られるの二重敬語
お帰りになられる、お帰りになる+られるの二重敬語
すぐ⇒早速
すみません、今日は予定があるので出来ません。
⇒申し訳御座いません。
今夜は入院中の父の病院に行くことになっておりまして
明日の朝、早く来てやらせていただくのでは間に合いませんでしょうか?
参加できません
⇒あいにく他の予定が入っております
できません
⇒私では力不足です
安請け合いをしてかえってご迷惑をお掛けしても
申し訳がありませんので
前に言っていたことと違いますが
⇒以前に〜と伺ったと記憶がございますが、
記憶違いでしたら申し訳ございません
わたくしの一存では判断いたしかねます
早速調べましてお返事申し上げます
【電話応対】
申し訳ございません。あいにく黒田は、本日、休みを取っております。
あいにく黒田はただいま会議に出ておりましてあと1時間ほどで終わる予定と
なっております。終わり次第、こちらからお電話させていただきますが
いかがいたしましょうか?
もしよろしければわたくしがご用件を承りますがいかがいたしましょうか?
【結婚式】
本日はおめでとうございます
お招きいただきありがとうございます
こちらはお祝いのしるしです
【お葬式】
このたびは、ご愁傷様でございます
どうかご霊前にお供え下さい
【彼女のお父さんから「娘のどこが好きなんですか?」と聞かれて】
まじめで明るいところを尊敬しています
◎自分メモ
これはお客さんに注意されたことだが、
(会社の先輩に注意されるより10倍ショック大きい・・)
お願いした作業が間違っているとき
「違っておりましたので、修正願います」とかじゃなくて、
「〜となっておりましたが、どのような意図でしょうか?」
と確認風にすればカドが立たない。