グズをなおせば人生はうまくいく

この本の著者は斉藤茂吉の長男であり、『白きたおやかな峰』『マンボウシリーズ』で有名な
作家の北杜夫の実兄だそう。




【最近の私】
失敗
・提出した資料に根本的な不備があった
・答えられるべき根本的な仕様の問いに答えられない
・言われたことを聞き逃してやるべきことが出来てなく、時間を無駄にしてしまった
 ↓
お客さんに怒られる
 ↓
以下のようなことを考えて落ち込んでしまう
・たくさん工数を使っている割に仕事できない
・仕事の出来る同期と比べて劣っている
・自分の理想のとのギャップに悩まされる
 ↓
お客さんと顔を合わせるのが辛くなる
 ↓
聞きに行かなきゃいけないことがあるのに行けない
 ↓
グズ確定



私は2種類の仕事を抱えているが、
失敗したり怒られたりするのは去年から新たに挑戦しているプロマネ系の仕事であり、
未だに初めて経験することばかりで何がなんだかわからず上記のようなスパイラルに陥ることが多い。
というか、酷くなってきている。


もう1種類の仕事では入社以来培ってきた知識や経験を生かすことが出来ており、
重要な職務を担って、周囲に頼りにされており、充実している。
最近は辛くなったらこっちの仕事に逃げることが多くなった。
こちらの仕事はそこそこにして他人に振り、プロマネ系の仕事に専念すべきであるが
充実感を味わいたいが為に手放すことが出来ないグズで、
その為に2つのタスクを抱えて作業工数も膨らみ、毎月残業時間が大きく規定を超過し、
「コイツなんでこんなに工数使うわけ?」とお客さんに思われないか気にして、
ありのままの実績をつけれず自分で減らしてしまい、何やってるんだろう・・・俺となって
月末にはかなり落ち込んでしまう。



答えは分かっている、分かっているのにできないのがグズだ。
もっと気持ちを切り替えてガンガン質問し、プロマネ系の仕事で結果を出すしか活路はないのである。


やっと本の話をすると、失敗を恐れて消極的になってしまうグズの解決方法は
「失敗した原因を分析し、成功した想像を頭の中で行って失敗体験を成功体験で上書きする!」
と書いてあった。
何を言ってるんだね。そんなことが出来たら苦労しないつーの。
失敗した原因の分析なら当然毎回している、それを次回も繰り返さないように
ノートに書いて読み返したり、自分のスケジュールに書き込んでリマインダしたりする。
それで次の機会がきたら、怖いんだけどやるっきゃないの精神で作業をこなす。
だけどやっぱり失敗が怖いから食事を摂るのも忘れるくらい集中しまくって何度も確認して確認して
異様なくらいデスクにかじりついて仕事する。その結果うまくいったらやっとストレスから少し開放される。
そんな仕事の仕方をしていたら当然疲れる、精神的な消耗がハンパじゃない。
でもそういうやり方しかないんじゃない?そういうもんなんじゃない?


そう思ってるから家ではストレスフリーになりたいので本当に何もしないんだが、
それはそれで嫁に怒られたりする。
最近気づいたのだが、何もしないことは実は何のストレスの発散にもなっていない。
この本で学んだのは、ストレスを溜め込まずに何かで発散して切り替えることによりグズは直るとのこと。
そりゃそうだろう。勉強になったのはSTRESSの発散方法の種類の解説。
STRESSはスポーツ、トラベル、レクリエーション、イート、スリープ、スマイルの略だそう。
私だったらスマイル、スポーツ、スリープとかかなぁ。もっと友達と遊ぶ回数を増やそう。