日本人が知らなかった海外口座資産運用術
日本でも海外の投資商品を買える時代にはなったが、それでもやはり海外金融機関に口座を持つことで日本では受けられないサービスやメリット享受できるのか?ということが気になったので手に取った本。2011年の本なのでやや情報が古いところはあるかもしれないので、今後はSBI証券などの日本の証券がHSBC等にどの程度追いついたか調べていくことにする。
日本ではできない増やし方
- 「ETF版外貨建てMMF」「投資信託」で「円」の目減りを防ぐ
- 日本以外の国へ1つの口座から「株式投資」
- 海外口座のメイン商品にしたい「ETF」
- 「新規公開株」「人民元預金」「ヘッジファンド」で金融サービスの醍醐味を知る
日本経済が破綻した場合に備えた準備について経常収支が慢性的に赤字になった場合、株安、債権安、通貨安の日本売りが起こり企業活動に影響が出て個人の可処分所得も下がることになる。そして円安が進行した1つ100円だったものが1000円になったとしても円に対して10倍になった外貨を使ってインフレに耐えることができる。
また、住宅ローンはインフレに備えて固定金利にしておくこと。そしてショートETFをいつでも使える環境を用意しておくこと。