まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる! お金の貯め方・増やし方

 

 

夫婦で生活する60代の家計の平均は29万円/月の支出。70代以降は23.5万円/月。

平均寿命で亡くなったとすると支出は1億円前後になるのだという。基礎年金、厚生年金、企業年金などでそのうち8000万円くらいを賄えるので、残り2000万円足りない、自力で頑張ってくれと言って問題視されているようだ。(夫の厚生年金91,395+夫の基礎年金64,941+妻の基礎年金64,941=221,277で月7万円の不足とのこと)

2,000万円足りないという計算には退職金のことは含まれていないらしく、退職金が2,000万円行くような一流サラリーマンであれば何ら問題ないとも言われている。

ちなみに、私はそんなにはもらえないはずだが、この本の例と違うのは妻が専業主婦ではなく、うちの場合これまでずっと働いてくれているのでこのままいけば2人分の基礎年金、厚生年金、企業年金、退職金などで全部カバーできるんじゃないかという説をしっかり検証し、本当にそうであるならば預貯金などをもう少しリスクのある投資商品に回すことができるのではないかと考えている。

また、親の相続もあてにできるようであればしっかり宛にして貯蓄に回していた資金を当代のQOLを上げる方に使うほうが幸せになれるだろう。相続税3,000万円+600万円*相続人数まで非課税なので覚えておきたい。

 

この本は結構保守的で高リスクで無茶なお金の増やし方などが書いていないのでオススメだと思った。