英検受験(4級・5級)のサポート方針
子供の英検受験(4級・5級)のサポート方針をメモしておく。
必要となる書籍
「英検X級をひとつひとつわかりやすく」シリーズ
【CD付】英検5級 を ひとつひとつわかりやすく。 (学研英検シリーズ)
「英検X級 過去6回全問題集」シリーズ
【音声アプリ・ダウンロード付き】2021年度版 英検5級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
勉強法(大体2か月くらいの期間で完了)
- 「英検X級をひとつひとつわかりやすく」シリーズを1日2~3単元ずつ指導する。
- 「英検X級をひとつひとつわかりやすく」シリーズに含まれる例文を列挙したものを印刷し、毎日繰り返し音読をさせる。時折、日本語訳を訊ねる。(これで文法を口になじませ、単語と熟語が粗方入る)音読は効果絶大なので絶対にやるべきだが、子供は嫌がるので、防水加工をしてお風呂に持ち込んで毎日ちょっとづつでも進めていく。
- 1周終わったら、「英検X級をひとつひとつわかりやすく」シリーズの予想テストを実施し、弱点個所を特定し、再度弱点単元を指導する。
- 1周して頭に入らなかった単語や熟語は、単語集を作って、朝・晩繰り返し、単語テストをする。書かせる必要はなく、英単語を見せて、読み・意味を答えさせるのみ。該当の英単語を使った例などを教えてイメージをつけさせるのが良い。(例えば、findはファインディング・ニモのfindだよね、ニモを"探す"んだよね、とか。)
- 時間を計って「英検X級 過去6回全問題集」シリーズを実施させる。
- 答案から、何故間違えてしまったかを分析して(時に子供にヒアリングが必要)、弱点対策の講義を打つ。
- 並び替え問題や、4級の長文問題のようにコツがあるものは伝授する。
- 時間内に全問回答できない等の問題がある場合は、1問1分を意識させるトレーニングを実施する、得意なパートから先にやらせるなどのタイムマネジメント策を打つ。(うちの場合は点数が安定しているパート順の2→3→4→1でやっていた)
- 5~8を可能な限り繰り返す。子供にとっては苦痛なのでモチベーション管理が重要なフェーズ。毎回、点数が上がっていけるように親が先回りして過去問題を解いて必要な弱点補強を先んじて打つというような工夫も必要。
コツ系
穴埋め問題の解答法は①普通に解く、わからなかったら②脳内音読して耳なじみのあるものを選ぶ、それでもダメなら③消去法で残った中で一番左のものを選ぶ、などのルールを決めておき、それを練習させる。
並び替え問題のコツとして、普通に解いてもわからない場合は、絶対に自信がある箇所から消去法で絞り込む。例えば以下の問題だったら、最後のカッコが②なのは確実だ!と思ったのであれば、②が回答に含まれる選択肢はあり得ないので消していく、すると二択になる。
私は今日の午後、歯医者に行かなければなりません。
① to the dentist ② this ③ to ④ have ⑤ go
I ( ) ( A ) ( ) ( B ) ( ) afternoon.
A - Bの組み合わせを答えよ
1 ③-① 2 ③-② 3 ④-⑤ 4 ①-②
長文問題のコツは、設問から検索キーワードをひろって目で本文に検索を掛ける。検索キーワードは名前より、動詞や時間を表す副詞など何度も出てこないようなものが好ましい。本文で検索Hitしたら、前後の文を確認し、ふさわしい回答を得る。無いなら、言い換え表現を疑う。それでも無いなら諦める。
ここまで書いたけど、毎日やらせるということ、子供を励まし続けるということが一番大事だと思った。親がそれを確りやれば、子供に素晴らしい成功体験をプレゼントできると思う。
以上。