Rubyワークショップに参加

Javaのように何でもできて、軽い言語、Ruby
最近ずっとRubyのことが気になっている。
社内で開かれたRubyワークショップにも参加してみた。


ワークショップの内容は、
Rubyの特性について
Railsを使った社内向けSNSサービスSKIPの紹介
・私の社内のRubyプロジェクトの紹介
Agile開発導入事例の紹介


SKIPを紹介して下さった倉貫さんという方はSIerのTISの社員さん。
SKIPの開発者で、Agile開発の啓蒙活動を行っている人でもある。


Rubyから脱線するが、TISのSNS事情に驚いた。
実は我が社内でも、OpenPNEを使った社内SNSが存在したことがある。
しかし、就業時間中に趣味に近いような記事を書いてよいのかどうか、
足跡機能でサボっているのがバレて後ろめたい、客先で使いづらい等の
利用目的、運用方法が定まらずに結局定着しなかったのだ。
社風の違いなのか、TISでは次々と若手中心にコミュニティが立ち上がり
自発的なイベントが行われるなど、会社が変わりつつあるという。


ワークショップでは途中からRubyの話と、Agileの話が混ざっていたが
それぐらいRubyAgile開発を体現するのに最適な言語ということだろう。
読みやすく、動的なスクリプト言語で即座にプロトタイプを作り上げて、
紙芝居を動かしながらユーザーと用件定義ができる柔軟なところがよい。
Javaで動くプロトタイプを作れと言われるとソース量がRubyと比べて
格段に多くなってしまう。
Javaに出来ないことはないが、Rubyが機能で追いついているならば
Rubyがストリームに乗らない理由はないように思えた。


また、分散リポジトリ管理が最近の流行だということも言っていた。
自分でリポジトリを持つから、全体にコミットする前の自分内開発の
バージョンもきちんと管理できるというメリットがある。


いろんな話が聞けて楽しかった。
とりあえずRailsを使ってみたいと思っている。