はてなという会社

私は所謂「日本企業」に勤めていて、IT業界であるにも関わらず
古い体質で緩やかに凋落していく会社であると考えている。
当然、そこまで思ってしまっていたら辞めるしかない訳なのだが、
どうせなら次の会社は、稼げて、学べて、楽しめるを追求したい。
また社長が世界のトップを目指すと公言しているところで、
世の中と勝負していけるのが理想だ。


自分の実力、環境で入れるかどうかはともかく、気になっている
会社が2つくらいある。はてなと、サイボウズ(ラボ)だ。


特にはてなは楽しそうにやっている感じが伝わってくる。


はてなで働くわけ
というインタビューを読んで、すごい!と思ったことだけ抜粋。
http://www.hatena.ne.jp/company/staff/column/20080714

はてな近藤さん
それぞれみんなやりたいことがあって入ってきてもらっているので、
僕はそれを安心して長く続けてもらえるようにしたいなぁ
と思っています。
例えばプログラムを書いている人がいてすごいサービスを作りたいって思ってるのに、
それを「そろそろプログラム書くのをやめてエンジニアのマネジメントして下さいね」としなくても、
その人の中でレベルアップしていけてそれを追及していける環境が作りたいですね。
ある程度の時間集中してやらないと到達出来ない領域が何でもあると思うんですね。
それがプロフェッショナルということだと思うんですけど。
長期的に継続してやりたいことがある人に入ってもらえると、会社が成長すると思うんです。


secondlifeさん
やっぱりユーザーさんとのコミュニケーションのサービス作ってるとそれがやっぱり面白くて。
例えば自分が作ったサービスや機能を出した瞬間に、
フィードバックがあるっていうのがすごい大きいなぁと思いますね。


antipopさん
今まではインターネットってバラバラに居た人たちを仮想のクラスタ化するっていう
働きをしていて、はてなダイアリーも僕みたいな田舎に居た人が、
離れたところにいる同じ趣味をもった人と集まってという働きをしていたと思うんです。
けど、これからは遠い人をクラスタ化するよりも割と本当に隣同士にいる友達とかを
結びつけていくようなサービスになっていくといいなぁ
と思っていて、
その為にはもっといろんな人が使えるようになるサービスをやらないといけなくて、
その為の手伝いを僕自身が出来る限りやっていけたらなぁと。


それと対比した自分の職場
・大概の社員にやりたいことがない
・あっても支援する環境がない
・アウトプットを出してもフィードバックがない
・そもそもwebに力いれてない


一人のgeekが最新の技術を取り入れて現場のコストを改善して、
みんながすげぇってなって俺はじゃあこんなの見つけたけどどう?
みたいな雰囲気作りたいもんだな。
客先で好きにソフト入れれないから開発手法とかに限られるけど。
とりあえずやめる前にやってみようと思っている。